結婚式の食事がビュッフェという事も多くなっています

楽しくフランクなビュッフェ方式の食事、最近は披露宴などでもこうした形式を利用する事も多くなっています。
初対面の方ともお話しやすく、お料理を取に行く際などゲストの方々と会話されることも多いです。

沢山の方と結婚式で知り合いになるというのもすてきな事です。
自分や友人たち以外、年配のゲスト等結婚式幅広い年齢層の方々が出席されていますので、配慮をしつつ、結婚披露宴を楽しみたいものです。

ビュッフェで料理を食べる時の順番は?

洋食の場合、サービス係が順序良く、スープ、オードブル、メイン・・・というようにお料理を運んできてくれますが、ビュッフェの場合、お料理が大皿に盛られて置かれています。
この場合、食べ放題と勘違いする方もいますが、右から左、時計回りに頂いていくというのが基本です。

洋食のコース料理と同じように、オードブルから順番に右から左へお料理が並んでいますので、順序良く、デザートまでとっていくというのがマナーです。
冷たいお料理から暖かいメイン料理、最後にスイーツやフルーツなどの果物、コーヒーという順番です。
盛り付けも美しく崩さないようにしていくとスマートです。
嫌いなお料理などは飛ばしても大丈夫です。

美しく盛り付けるコツ

まずは取りすぎないという事です。
盛り付ける量が多すぎれば、どうしても美しく盛り付けることが出来なくなります。
お皿には自分が食べる分だけをとるというのが原則ですが、食べられるからと大量に同じ料理をとる、お皿に大盛りにするというのは恥ずかしい行為です。

冷たいお料理は冷たいお料理のお皿に、暖かいお料理は温かいお料理のお皿にそれぞれお皿を分けて利用します。

汁けのあるものとないものも別にしておくときれいです。
お皿の内側に丸くラインがあるもの、少し段差があるお皿など、その内側に納まるくらいの量にしておくとスマートです。
サーバーはスプーンがした、フォークが上となるように利用し、使い終わったら所定の位置にしっかり戻しましょう。

ビュッフェのテーブルマナー

壁際に椅子が並べられていますが、これは休憩のためのもので、食事に利用してもいいのですが、年配の方がお疲れにならないようにと配慮されたものなので、若い方が椅子を独占するというのは恥ずかしい行為です。

上着やバッグなどを置いて場所取りするというのも浅ましく感じてしまうので、よくありません。
ビュッフェ形式の場合、招待状にそう書かれているはずなので、バッグなどはショルダー、ポシェットタイプなど、気を使っていく方がいいでしょう。
お料理をとる時、バッグをビュッフェ台に乗せる方もいますが、これはマナー違反です。

お皿の交換、そのタイミングは?

お皿は何度も利用できるようにたくさん用意されています。
一度利用したお皿を再度利用するのはやめて、お料理を取に行くときには、新しいお皿を利用します。

使ったお皿などはサイドテーブルに置いておけばサービス係が片づけてくれます。
すみに寄せておくなどしてサービス係が片づけやすいようにしておくことも、大人としてのマナーです。

またビュッフェ台の前で友人と歓談されている方がいますが、お料理を取に来る方の邪魔になりますので、ビュッフェ台から離れた場所でお話ししましょう。
長話ではなく、適当に切り上げて、色々な方とお話しできるようにすること、また新郎新婦とお話する場合も、長く引き止めないことが求められます。