結婚指輪の歴史

結婚指輪の起源は?

結婚式の際に新郎新婦がお互いに交換をする、結婚指輪。
そんな結婚指輪ですが、元々の起源はキリスト教時代、9世紀のローマ教皇であるニコラウス1世が関係していると言われています。
結婚指輪交換の記録として残っている中でも最も古いものが、1027年であると言われており、その際に新郎が新婦に金の指輪を、新婦が新郎に鉄の指輪を渡して交換をしたことが始まりではないかと言われています。

歴史はこれを見ると非常に古いものであることがわかりますが、この指輪の交換はドイツでも似たような風習が行われていたものとされており、新郎が持った剣の先に指輪を付け、新婦に差し出すという風習があったともされているようです。
この風習は、ゲルマンの騎士社会において、新婦に貞節を求める意思の表れとして行われていたとされています。
騎士社会ではこのような風習がいくつかあることが確認されており、いずれの場合も、妻に忠誠を尽くす、花嫁に自分への忠誠を求めるという意味合いで行われていたとされていたそうです。

結婚指輪と婚約指輪の違いに注意

そんな歴史がある結婚指輪ですが、勘違いされがちなのが、婚約指輪です。
婚約指輪と結婚指輪は同じものと勘違いしている方も多いようですが、全くの別物になりますので、十分気を付けましょう。

婚約指輪はあくまで、結婚式の前までつけておく指輪のことを指します。
周囲に婚約をしたことを伝えると同時に、プロポーズをする際の相手へのプレゼントとして渡されることで知られています。

結婚式の当日にはこの婚約指輪は外され、結婚式の中で、結婚指輪が交換され、今後はその結婚指輪を付けて、生活をすることが基本となると言えるでしょう。

結婚指輪は常につけるもの?

このように、結婚式の最中に交換をした結婚指輪。
史実の中でも結婚指輪の交換が行われたりする場面がありますが、この結婚指輪は、現代において、絶対に指に着けておかなければいけないというわけではありません。

もちろん、ほとんどの方がつけて生活をされるわけですが、仕事の関係上、指輪を付けているままだと危ないという方や、仕事に支障をきたす恐れがあるという方の場合は特に、交換をしてもつけて生活をしていない方が多いと言えるでしょう。

特に男性の場合はその傾向が強く、仕事で問題がない方はつけたままでいますが、つけるのが禁止をされている職業もある場合や、アクセサリーをしていると落ち着かないという場合など、つけずに日々を過ごすという方も多いと言えるでしょう。

このように、歴史が深い結婚指輪ですが、絶対に着けていなければいけないというわけでは近年無くなってきていると同時に、指輪としてではなく、ネックレスとして利用をするという方も多いようです。