披露宴や披露宴の二次会を断らなければならない時

友人の結婚式や親しい方の結婚式は喜ばしい事ですし、お祝いごとにゲストも気持ちが弾むものです。
しかし、当日体調が少しすぐれないとか、披露宴がブッキングしたという時、参加できないという事を伝えなくてはなりません。

そんな時、披露宴が重なっていけないとか、具合が悪くて行けないというのは、お祝いごとに水を差しますし、他の方の披露宴をとるという事は、私たちの付き合いはそれだけの事なのね?と、気を悪くされることもあります。

こういう時、スマートに機転を利かせて披露宴や二次会をお断りするためには、どのようなことが必要となるのか、知っておくと役立ちます。

披露宴に招待された、でも出席できない

招待状を頂いているので、返信ハガキで欠席を返信すればいい、というものでもなく、病気や身内の不幸などで出席できないという場合でも、おめでたいお席なのですから、どうしても都合がつかないと、電話をしておくとスマートです。
電話をしてから欠席の返信ハガキをだしましょう。

欠席の場合は、出席の場合とは違い、色々手を尽くしたけれどどうしても出席できないという事を伝えるため、招待状が届いてから1週間程度の間を開けて返信ハガキを出します。

披露宴に招待してくれたという事は、晴れの姿を見てほしいと思う、一緒にお祝いしてほしいと思う存在という事です。
相手のその気持ちを大切にするためにも、プレゼントやご祝儀などを送りましょう。
ご祝儀を贈る場合は、披露宴に参加した場合に頂くお料理、引き出物の金額を差し引いたくらいの金額、一般的には1万円くらいのご祝儀でいいでしょう。
披露宴の日程よりも前にお渡しするのがマナーです。

またさらにお祝いの気持ちをしっかりと伝えるために、電報などを利用するといいでしょう。
出席できないけれどお祝いしたい気持ちは一杯です、という気持を伝えることができます。

二次会に招待された、でも体調が悪い、予定があっていけないという場合

披露宴の招待ではなく、二次会から参加してほしいという招待状が届くこともあります。
披露宴のゲスト人数が多い、また職場の後輩などの場合、二次会のみ招待されるという事もあります。
この場合もスケジュールが合わず欠席する、体調が悪く欠席するという事もあります。

二次会のみ招待されたという場合で欠席されるときには、お祝いのメッセージと共に、どうしても都合がつかないと体調不良などの言葉を利用せず、言葉を濁して伝える事が大切です。
やはりこの場合も、当日電報でお祝いの言葉を伝えると丁寧です。
二次会の場合、会費制となっているところが多いので、通常、ご祝儀、お祝いの品などは贈らなくてもマナー違反となりません。

当日どうしても行けなくなってしまったという事もあります。
身内の急な不幸などもあります。
この場合、二次会の幹事さんに急ぎ連絡をします。
幹事さんが身内の方などでないようなら、不幸があってという事を伝えてもいいでしょう。

間に合うようなら電報を打ち、お祝いのメッセージを送ります。
ただ、こうしたお祝いごとの当日キャンセルは、二次会で会費制としてもあまりよくないことです。
どうしても出席できないという理由がない限り、少しの時間でも出席する方がいいでしょう。