表書きにはどのようなものがある?

マナーに気をつける

間違ったマナーで立ちふるまってしまうと、指摘こそされませんが、周囲からは冷たい目で見られてしまいます。
常識の無い人間だと思われてしまうと、今後の付き合いにも影響が出てしまいますので、マナーはしっかりと守って相手には失礼の無いように振舞う必要があります。
特に仕事の人間関係には気を付けなければ、仕事のしにくさにもつながりかねません。

冠婚葬祭の行事は、中でもフォーマルな行事であり、普段仲が良い人だけでなくお世話になっている人も多く集まることになりますので、マナーには充分に注意する必要があります。
しかしながら、冠婚葬祭にはマナーが多いですので、その全てを把握するのは難しく、とっさの場合で困ってしまう人も多いです。
贈答する際には包みや袋の上に表書きを記すのがマナーですが、そこに書く言葉も目的やケースによってマナーが細かく分かれているものです。

結婚祝や引き出物

贈答としてまず思い浮かぶのが結婚祝いや引き出物だという方も多いのではないでしょうか。
身内や友人の結婚式に出席すると、社会通例的にご祝儀を渡すことになりますが、これの表書きには「祝御結婚」や「御祝」「寿」と書くのが一般的です。

また、御祝儀袋にも注意しなければなりません。
金と銀の水引に熨斗を付けた袋を使用するようにしましょう。

結婚を祝うためにお金ではなく贈り物をしたいという場合にも、これらの表書きと同様に書くのがマナーです。
これに対し、結婚する当人はお返しをする必要がありますが、この場合には表書きに「内祝」や「寿」と書きます。

この他にも結婚式の仲人をしてくれた方に対して料理を省いてしまった場合には現金を包むことになりますが、これには「御酒肴料」や「御膳料」と書いたり、車代を包む際には「御車代」、神社で式を挙げた場合には「初穂料」と書いて現金を渡すこともあります。
結婚式の挙げ方が違えば表書きも変える必要がありますので注意しましょう。

どんな時に贈答するか

贈答をするのは、何かをお祝いする時だけというわけではありません。
病気のお見舞いをするのに物を贈ることもありますし、地震や台風、水害などが起き、その被害に遭った場合にもお見舞いとして物を贈ることもあります。
この場合には「御見舞」と書いたり、災害の内容に合わせて「台風御見舞」と書いたり「災害御見舞」と書くのがマナーです。

弔事や香典、香典のお返しなどについても表書きのマナーは決まっています。
死産の時にお見舞いをいただいたことがあり、その人が亡くなった時には、香典には一般的な「御香典」ではなく「粗供養」や「志」と書いて渡すのがマナーとなっています。
生前にどのような立場であったのか、以前にどのような人間関係だったのかなどによっても、表書きに書く内容は変化してきます。