参列はマナーを守って行います

親族や会社の方など、身の回りで起きる葬儀。
葬儀や通夜に参列をする際には、服装面などの身だしなみだけではなく、他にも、様々なマナーがありますので、必ず順守するように心がけましょう。

具体的には、このようなマナーを守ることが大切です。

大きい声は出さない

ご挨拶の際にも、葬儀に参列している方とお話をする際にも、基本的に大きい声を出すことはマナー違反です。
葬儀はあくまで故人の死を悼み、お別れを言う場所ですので、厳かに行われるべきものです。
余程のことが無い限り声のボリュームを抑えて、お悔やみの挨拶を申し上げるときも、相手に伝わる程度に、静かに伝えるようにしましょう。

また、どんなに知人がいても、話し込むような真似をせず、黙礼程度にとどめておくことが大切です。
あまり葬儀会場では、必要最低限の言葉以外は話さず、基本的には口をつぐんでおきましょう。

受付もスマートに

会場に到着したらまずは、受付に行き、受付の方にお悔やみを述べて一礼したら、記帳や香典を渡す準備を整えましょう。
香典を渡す際には、表書きが相手から読めるように渡して、両手を使って相手に香典を渡します。
ふくさがあるようであればふくさから、もし無いようであれば、カバンから取り出して、すぐに受付に渡すことが出来るようにしてください。
可能であれば、ふくさに包んでお渡しした方が失礼になりませんので、用意することをおすすめします。

また、通夜で既に香典を渡している場合は、記帳のみを行い、再度香典を渡す必要がありません。
葬儀や告別式などで改めて記帳のみ行い、必要があれば、香典はお通夜で渡している旨を伝えましょう。

また、会場に受付が用意をされていない場合があります。
その場合は、遺族にお悔やみの言葉を伝えた後、直接香典をお渡しするか、焼香の時に祭壇に香典を備えておきます。

前の人に倣って同じように行えば問題ありませんので、よくわからない場合は、周囲の方の状況をよく観察してから、失礼のないように渡すようにしてください。

葬儀ではマナーを守ることが大切

葬儀でマナーを守ることは、故人を悼むためにも、遺族を慰めるためにも非常に必要な部分です。
特に、社会人になってから基本的な部分が出来ていないと非常に恥ずかしい思いをしてしまいますので、よく勉強してから向かうように心がけましょう。

葬儀となると服装ばかりが気になってしまうという方も多いかもしれませんが、当日受け付けの段階で気にするべきことが多々ありますので、気を抜いてはいけません。
よくわからないという場合は、出来るだけ誰かの後に続いて入るように心がけ、その人を真似して行うように心がけると良いでしょう。