冠婚葬祭にまつわる豆知識:全互協

全互協の役割

全互協とは、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会のことです。
昭和48年に現在の経済産業省から許可を得た業界団体であり、冠婚葬祭互助会を中心として構成される団体です。

全国に冠婚葬祭の会場となる結婚式場や斎場、貸衣装といった冠婚葬祭事業を展開しています。
具体的な取り組みとしてこれらの会場の運営と業界のサービス向上や問題解決のための取り組みを行っているところです。

全互協と全葬連

全日本葬祭業協同組合連合会というものもあり、こちらは全葬連という呼ばれ方がされます。
世の中にある葬儀社は、全互協に加盟しているところと全葬連に加盟しているところ、どちらにも加盟していないところの3つに分類がされます。

どちらも葬儀社の業界団体であるのですが、少しずつ違いがあります。
全葬連も経済産業省の認可を受けた団体であり、加盟している葬儀社は全国で1000件になると言われています。
行政からの委託業務を受けたり、葬儀社への研修や指導といった活動をしています。

加盟する葬儀社へのサポート業務も行なっており、その利益を測るのも全葬連の仕事の一つです。
全互協は基本的には似ている仕組みなのですが、生前から積み立てを行なってその費用で葬儀を行うというのが大きな特徴です。

全互協や全葬連に加盟している葬儀社の安全性

多くの人にとって最もきになるのは、これらの仕組みの違いよりもどちらに加盟している葬儀社が安全なのかということです。
近年では葬儀社をめぐってのトラブルも増えています。
葬儀後に法外な費用を請求されたり、当初言われていた金額を大幅に超えるような額を請求されたりというような金銭トラブルも増えています。

金銭面でのトラブルだけでなく、故人への扱いが悪かったり葬儀の際の対応が悪かったりということで気持ちよく葬儀ができなかったとしてあとから揉めるケースもあります。
このようなことを避けるために、どちらに加盟している葬儀社で葬儀を執り行う方が良いのかということが気になるものなのです。

しかし、実際には全互協も全葬連のどちらについても加盟にあたっての条件があるものではなくどちらに加盟している葬儀社が良いというものではありません。
中にはどちらにも加盟していないのに良識な葬儀をしてくれるという葬儀社もあります。
ですから、大事なのは葬儀社の加盟団体ではないのです。

トラブルなく気持ちの良い葬儀ができる葬儀社を探すには不謹慎に思われがちですが事前にリサーチをするしかありません。
生前から万が一の時のためにリサーチをすることはよくないように思われますが、やはり対応の様子を確認したり口コミを確認しておく方が良い葬儀社は見つけやすいものです。
葬儀を行った友人に聞いてみたり、口コミサイトを閲覧したり、葬儀社のホームページを閲覧したり、実際に問い合わせたりということを通して確認するのが理想的です。